日本語能力試験 in Cairo
皆さんこんにちは! しょしゅをです(*_*)
みなさん、日本語能力試験ってご存知ですか?
世界の日本語学習者が自分の実力を測定することができる検定試験です。
英検の級のように、N5~N1までレベルが分けられており、N1が最難関です。
で、本日は、エジプトで行われる試験の日でした。
僕は幸運なことに試験のスタッフをさせていただくことができました!!
試験は読解、文法、聴解の3つ。 午前中に読解と文法の試験、午後に聴解の試験が行われます。
僕は2番目に難しいN2の試験を日本人の監督ひとり、日本語が話せるエジプト人のスタッフ2人と4人で担当しました。
午前の試験は、冊子を見ていないので問題はわかりませんが、聴解の試験は聞いていました。
印象としては、全然手加減がないなと(;^ω^)
内容も少々回りくどくてややこしいですし、速度も普通に早い。
同じ試験会場に知り合いのエジプト人が数人いたので感想を聞いてみると
「リスニングが早かった」
「漢字が自信ない」
「読解の時間が足りなかった」 という感じでした。
たぶん読解の時間が足りないのは文章中の漢字が難しくて詰まってしまったからかなぁと個人的には思うので、今回の試験は
漢字が難しく、リスニングが早かった ということのようです。
ところで、この試験受験者は何人だったと思いますか??
エジプト人にとっては、日本なんて遠い極東の国。
あんまり、受験者がいないのかな~~と思いきや
400人近く
の受験者がいました。 多くないですか??
今回このスタッフとして働かせていただいて一番うれしかったのは、こんな遠い国にたくさんの人が興味を持ってくれているということでした。
実はエジプトには、日本語を専門に扱う大学は4つあります。
対する日本でアラビア語を純粋に学習できる機関は東京外国語大学と大阪大学の2つです。
これが多いのか少ないのか人により印象が変わるでしょうし、僕が知らないだけで他にもアラビア語に特化した大学があるかもしれません。
まぁそれはともかく、日本人にとってアラビア語を学ぶ機会をもっと増やしてもいいんじゃないかと思うんです。 大学で扱うもよし、語学学校でアラビア語を扱うもよし。
アラビア語って正直難しいです。独学だと挫折してしまう人が多いと思います。
でも、これから絶対に必要になってくる言語だと僕は思います。ビジネスの面でも、政治の面でも。
今のフランス語や中国語韓国語などのように、気軽に学べる環境がいつか日本で整うことを願うばかりです。。。
ほなまた('ω')ノ