Let' s Study Arabic!! アラビア語とは?
皆さんこんにちは! しょしゅをです。
今朝がたはかなり冷え込みました><
もう雨季の訪れをひしひしと感じております。
今更なんですが、アラビア語という言葉について少し。。。
エジプトに留学を考えていてこのブログを読んでくださっている方にとっては、当たり前のことなんですが、ふらっとエジプトに興味を持たれ、このブログを読んでいる方の中には、アラビア語ってそもそもなんだ?? と思われている方もいると思います。
そんな方の中には将来エジプトに来る方もいるかもしれません。 そんな時、ちょっとでもアラビア語が分かって、あいさつの一つでもできたらとっても楽しいと思うんです!!
ので!! またまたシリーズ化して記事を書いていきたいと思います!!!
イェーイ!(^^)!
まず、第一弾はそもそもアラビア語はどんな言語で、誰が話しているのかということをご紹介します。
・ どこで話されているの??
具体的には、湾岸地域(サウジアラビアやアラブ首長国連邦がある、石油がたくさん出てそうな地域) マシュリク(東方という意味で、シリア、イラク、レバノンなどを含む地域) マグリブ(西方という意味で、モロッコ、チュニジアなどを含む)
です。 そしてエジプト、リビアなどの北アフリカ地域。 広いでしょ??
・ アラビア語の歴史は?
もともとは、今のサウジアラビアらへんの遊牧民が話していた言語と言われています。
その言語がイスラム教の広がりとともに世界に広がっていきました。 というのも、イスラム教の聖典はアラビア語で読むことが義務付けられたからです。イスラム教徒にとっては、アラビア語の勉強は至上命題なのです!!
・ダイグロシア(二言語併用)
聞きなれない言葉かもしれませんが、アラビア語はダイグロシア(二言語併用)の言語として知られています。
さっき述べたように、アラビア語はイスラム教の広がりとともに拡大しました。アラビア語はとっても大切な聖典にかかれている言葉ですから、俗な言葉と相交わることなく正しく高貴なアラビア語として伝えられています。これが1つ。
ただ、人々は高貴なアラビア語を自分たちの生活にも取り込みたい!!という思いから、もともと使っていた文字を捨ててアラビア文字にしたり、単語を借用したりして、日常で使うアラビア語が形成されました。 これが2つ目。
このような歴史的背景から、アラビア語2種類の顔を持つにいたりました。
ただ問題は2つ目のアラビア語。
エジプトの人は、もともとエジプトで使っていた言葉をベースにアラビア語を作り出し、モロッコの人はモロッコ流のアラビア語を作り、レバノンの人は、、、というように各地で様々なアラビア語が作られたため、一口にアラビア語といっても地域差がすさまじいのです>< また、一つ目の正しく受け継がれたアラビア語と各地の自己流アラビア語との間にも大きな隔たりがあります。
勉強するの大変なんです(笑)
僕は、大学で一つ目のアラビア語を学び、そして今はエジプトの来てエジプト流アラビア語を勉強している次第です!
少しだけでもアラビア語というのがわかっていただけたら幸いです(^O^)
ほなまた('ω')ノ